史と景と温泉をバランスよく楽しめるまち「薩摩川内市」
薩摩川内市(さつませんだいし)は、九州の南西部、鹿児島県の北西部に位置し、本土区域と、上甑島、中甑島、下甑島で構成される甑島区域で構成されています。
東シナ海に面した変化に富む白砂青松の海岸線、市街部を悠々と流れる一級河川「川内川」、藺牟田池をはじめとするみどり豊かな山々や湖、地形の変化の美しい甑島、中世の歴史を今に伝える入来麓武家屋敷群、また各地の温泉など、多種多様な自然環境と歴史文化を有しています。
都市データ
- 位 置
- 鹿児島県北西部
- 総面積
- 683.50km2(本土564.75km2/甑島118.75km2)
- 総人口
- 100,553人(平成23年10月1日現在)
- 世帯数
- 45,971世帯(平成23年10月1日現在)
里山の景観
希少野生動植物種であるベッコウトンボや水鳥の生息する重要な湿地として2005年ラムサール条約湿地として登録された藺牟田池(いむたいけ)や日本の棚田百選に選ばれた内之尾地区の棚田やをはじめとした棚田が広がり、潤いに満ちた里山景観をつくっています。
手つかずの自然が残る島 甑島(こしきしま)
豪壮な海食崖、特異な湖沼群、鹿の子百合の原生地、緑豊かな常緑広葉樹原生林と、他では見られない自然景観に恵まれています。キビナゴ漁を中心とした漁業の盛んな島で、新鮮な魚介類も豊富です。
植物・生物
国内希少野生動植物種に指定されるベッコウトンボが安定的に生息している藺牟田池。甑島に自生し、島をピンクに染めるカノコユリなど植物・生物の生育に適した自然環境を有しています。
歴史・文化
薩摩川内市は、702年(飛鳥時代)に薩摩国府(薩摩国の役所)が置かれるなど、古くから南九州の政治の拠点としての役割を果たしてきました。また、国の重要伝統的建造物保存地区である入来麓伝統的建造物群保存地区、国の重要文化財に指定された「旧増田邸」などがあり、歴史ある地域でもあります。